男子演奏会Classic~色祭(しきさい)~ 常盤木学園

そろそろ夏休みが終わりに近づき定期試験 実力テストがすぐやってきます。短期間

で応用力を付けたい方はぜひ当 〈学習館大越〉に任せてください。

 

7月のある日 門の方でガチャガチャ音がするので「おっ 今日も早めの自主勉強だ

な。」と、思っていたら今年の卒業生(常盤木音楽科)がチケットを持ってやって来ま

した。

「男子だけの演奏会をやるので是非来てください。僕は今回は1回の伴奏だけなので

すが・・。」   「なんだ伴奏だけかーい。面白そうだから行くけど次から

は君のピアノリサイタルに限ってチケット買うからね。」と余計なことを言ってしば

らく歓談しました。❛音楽いやだいやだ❜ を言っている自分が 最近ホールなどで聴

く機会が増えたなとも感じます。

 

この催しを主催した 〈男子演奏会Special〉 というグループの団長のお話によると、

【人間の才能のひとつに ある刺激に対して反応するはずの五感以外にもう一つの五感が反応することがあり、音楽の世界では音を聴いて色が見える方がいます。この演奏会はそれを疑似体験してみたいという私の思いから生み出されたものです。皆様にもこの新しい音楽体験を耳で、眼で、体で実感していただけたらと思います。】

このような内容でした。すごい人もいるもんですね。

プログラムは一部と二部に分かれて全12曲

〔 チェロ独奏 トランペット独奏 テノール独唱 弦楽三重奏 ホルン独奏

クラリネット独奏 ピアノ独奏 サクソフォン独奏 管楽三重奏  〕

[バッハ、 ヘンデル、 シュトラウス、 ドメニコ・ガロ、 ボザ、 シューマン

ドビッシー、 カッチーニ、 アストルピアソラ]

もちろんほとんど知らない曲ばかりでしたが、滑らかな演奏と音の伸び明瞭な響きは

とても落ち着いて聴くことができました。男の力強さを前面には出さず 緩急を巧み

にし優しく律儀ささえ感じさせる皆さんの演奏でした。書で言う「楷書」をこの人た

ちは掘り下げてそして将来に向けて高めていくんだろうな、と思いました。

2018年8月22日

 

 

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