解きなおし勉強をしてみるとわかってくること

この前のお話の続きをしましょう。

これらを実行することによって全体像がなんとなくわかってきて、そこから疑問ー質問が出せるような素地ができてくると、塾でのたとえば入試関連のちょっと難しいかなという問題でも理解がついてくるようになるのです。最初は一度解いた問題や答案を見るのがつらいといった生徒達でも、ミスや疑問の原因がどこにあったのか一緒に考えたり、私たちの解説や説明を聴いたりしながら、わかってくるんですね。ー「ああ、こんなことだったのか」という理解や納得が次につながっていきますわかる喜びが自主学習の姿勢につながっていきます。その最初の一歩を踏み出してしまえば、乗り越えていくハードルを少しずつあげていけばいいのですから。

最初は低いハードルから。でも自分で決めた高さのハードルは自分の足で跳んでみるしかないのです。短期間で成績を上げる保証を声高に唱える塾もあります。実際当教室でも一学期間で5段階で3から5へ。また数学だけが恐怖症のお子さんでも卒業する直前のテストで満点をとったこともあります。学習館大越では入塾後、プラスの番狂わせ(下剋上、逆転)は珍しいことではありません。でもこれは単なる自慢話(ちょっとはあるかな・・)ではなくて、単に勉強のテクニックを教えてもやる気のきっかけにはならないということです。「子供が通うのが楽しいと言っている。」そうなればしめたものですね。

「中一のときには私よりもずっと成績が上であこがれの友達がいましたが、中三になったら、入れ替わってしまった。」という話を聞くことも嬉しいです。

 

 

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