高校一年の数学講座を開講しました。

高校総体もひと段落してそろそろ定期試験がやってきます。講座を開講するたびに感じることは、中学数学より一段どころか数段難しくなった高校数学を生徒たちはわからないまま通り過ぎていないかな、ということです。テスト直前にちょっとやってそこそこ点数の取れるレベルではないからです。

さいわい受講生は中学時代から真剣な取り組み方をしていた生徒さんだったので説明がよく通りました。

学習館大越では高校でなるべく困らないように小学生の算数から【計算過程を残すこと、ミスは消さないで正解をわきに書くこと、鉛筆ノートはたくさん使っても消しゴムは数年に一個分程度でいいです、などなど。】 ベースを作っておいて中学数学に備えるようにしております。

中学校ではじめに出てくる正負の計算でほとんどの生徒が戸惑うのは 「計算の+-と正負の記号の+-」の区別です。学校では主に2つの数の加減乗除を時間をかけてじっくり教えているせいか四則混合計算問題をさせると-の処理が不十分で不正解になる例が多いです。

いろいろな中学校の定期試験の中一数学の「正負の計算」の模範解答を見ていると答は正解になっているのはもちろんですが、計算過程の説明は習い始めの生徒を混乱させてしまうものもまれに見られます。学習館大越ではその説明を明確に行い計算力(テスト中に自分のミスをすぐに発見・補正できる力)をつけられるように授業を行っております。

6月13日(水)

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