学校評価のはなし

 

新学年が始まって1ヶ月余り経過しました。

研修旅行(遠足)、修学旅行やら中総体やらと
学校行事もメジロ押しで次々やってくるので
何やら勉強が手につかない生徒さんも
いるみたいですね。
でもこの時期を過ぎると
あっという間に新学年最初の定期試験。
幸先のいいスタートにしたい・・・ハズですが・・・
気がつくと
やり直さなきゃいけないことがいっぱい・・・。
なんてことにならないように
毎日やるべきことをきっちり決めて
少しずつでもこなしておいてくださいね。
さて、学校での評価の話
学校から渡される通信票は5段階に分けて
一人ひとりを評価しています。
5・4・3・2・1
誰でも知ってますよね。
たまに
「自分の評価が3だから普通だ」などと
自己評価する生徒さんがいます。
「3」が低い評価とは思っていないから
そうなるのでしょう。
ホントにそう思っていていいでしょうか。
学習の理解度とテスト等の得点は
次のように分けて考えることができます。
理解度(教科単元等)    得点(テスト等)  
   ①わかる            できる  
   ②わからない          できる
   ③わかる           できない  
   ④わからない          できない
①は教科の単元内容等が理解できていて
テストでもきっちり得点できている場合です。
学校での授業前後には
しっかりと予習・復習しているのでしょうね。
理解不足をそのままにしていない、など
日頃の学習態度が想像できます
②は理解はやや不足していることがある
もののテストでは得点できている場合です。
こうなる背景はいろいろありますが、
テストの直前だけの勉強でもこうなります。
早目に弱点に気づき理解を深めればさら
なる学力伸長がのぞめます。
問題の演習も大事ですが、まずは
自分に合った参考書を持つ、とか
質問できる場所(学校・塾)を利用する
などが有効です。
③は習った直後は一定に理解しているものの
その理解だけで安心してしまい、スグに忘れ
去ってしまうパターン。もったいないですね。
「3」という評価を受ける生徒さんはこのパターン
にあてはまる割合が最も多く、自宅内外問わず
問題演習が圧倒的に不足しています。
基本内容でテストされれば得点できますが
チョットの応用で撃沈してしまいます。
④は理解が不足し、得点もできないパターン。
「2」の評価に相当しますが、課題の未提出などが
あればスグに「1」に下がってしまいます。
勉強の仕方はもちろん、家での過ごし方なども含め
生活全般の見直しが必要ですね。
表に評価を加えると以下のようになります。
理解度(教科)   評定値   得点(テスト等)
①わかる            5      できる
②わからない     4(3)     できる
③わかる            3      できない
④わからない     2・1       できない
「3」の評価でも上位に位置する場合もありますが
スグに下降する危険もあるのが
この「3」という評価です。
学習・勉強することをきちんと決めて毎日一定
の量の問題演習をこなしていくなど、理解度が
確実に得点につながる努力が必要ですね。
(千秋)
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