仙台三桜高校音楽部定期演奏会の開場前のこと

中学生の時から「私は三桜高校で合唱をやりたいです。」、と言っていた女子生徒

が招待券を持って突然遊びに来てくれたのは演奏会(7月22日)の一週間前。

 

演奏会 前日に、一年以上会っていない友人からの「明日お前のうちに行ってみて

いいか?」との連絡があったのでそれを丁重にお断りして、当日いざ演奏会会場の名

取市文化会館へ・・・。

開演の一時間くらい前から大ホールの入り口前には100人くらいの列ができていました。私たちが並んだあとからも次から次へとお客さんが並び続け開場が待ち遠しい気持ちでした」。

そのとき、私たちの前にいたお母さんとおばあちゃん(と思われる)のわきに高校生ら

しい女の子が何やら入場券を列の横から二人に渡そうとしているのが見えました。お

ばあちゃんは孫を自分たちの並びに招き入れようとしながら私たちの方を振り返り、

「すみません、家族なものですから。」と愛想よく微笑んで暗黙の〔まあいいでしょ

う〕をうまく取り付けた と思ったのでしょう。私も(別に構いませんよ。)と言いか

けところ それと同時に孫から、

 

「そういう問題じゃねーし!」と一喝されておとなしくなり、開場時間まで孫娘

さんは列を外れたところで待機し入場が始まっておばあちゃんたちが受付まで進んだ

のを見届けてから自分だけは最後尾に移動した模様です。歌を聴く前からほほえまし

くも清々しい一場面を見聞しました。

 

 

 

 

夏休みと受験準備

夏期講習会のお申込み受け付けと教育相談やっております。

分かりやすい講習授業を目指し、基礎から復習できる講習会です。

今からでも遅くありませんから、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 

毎年夏休み前になると、ある卒業生の嘆きを思い出します。

元気な小学生の息子さんが毎朝、

「ごちそうさま。ねえお母さんお昼は何?」

「・・・。あ~あ、これから一か月間もこれがつづくのか。

早く夏休みが終わってほしーい。」

 

小学生のうちは学校の宿題とさまざまな活動と遊びが大部分だったのが、

中3に近づくにつれてふだんの学習に加えて 『高校受験』 という

今はまだ漠然とした、しかし大きなものがいやおうにも意識されてきます。

 

それにしても、中1・中2の学習内容の後になっての取戻しの大変なこと。

まじめな受験生ほど悩みますね。

親御さんの期待も強いものであればあるほどお子さんも

「それに応えなければ・・・」と、進まない勉強とはウラハラに

心の中の動揺は相当のものがあります。

 

親の期待通りにならない姿を見続けても

冷たい言葉はつぶやかないでほしいです。

新たに受験選手となったお子さんを、

改めて我が家に招き入れるぐらいの心づもりで

サポートしてあげて下さい。

受験は目標に向かって精進する子供と

それを見守る親御さんとの共同作業です。

2018.07.20.

平成30年度 夏期講習会について 

 

学習館大越では   男の先生と女の先生の二人で全学年・全科目をあつかいます

楽しく集中できますよ。

夏休み中に ふだんの学校の授業や家庭学習でのわからないところを、この講習会で解消 解決していきましょう。夏休み明けのテストで必ず解けるようになっています特に英語や数学が最近なんだかあやしいなあーと感じている人に応急処置の方法教えます! 

数学・理科(男の先生だよ・でも女の人の名前みたいなんだよ)

(1)比例反比例グラフ応用 図形の性質作図など 解く面白さをあじわえます。(2)文章題の処理の仕方や式の立て方はうまくできますか?

(3)方程式の文章問題で式の立て方をハッキリさせてみませんか?図形の合同の証明をわかりやすく 関数の応用問題の解き方も抵抗なく解けるよう指導します。

(4)その他 複雑な因数分解 図形の証明問題 平面・空間図形の計算 確率など

苦手な分野に絞って(希望する分野でもOK)行うこともできます。

(5)  理科 : 光(レンズ) 力と圧力の計算 地震のグラフ 化学反応 電気

飽和水蒸気量 人の体 イオン 運動とエネルギー 計算 記述など

を意味を考えながら勉強していきます。

役に立つノートの使い方がわかってきます。学校の授業も面白くなる。

英語・国語 (女の先生だよ・でも男みたいなところもあるんだよ)

(1)英文を書くとき、be動詞と一般動詞(have ,like,goなど)のルール混同しませんか?Is  で始まる文なのか Do,Doesで始まる文なのか迷いませんか

(2)長い文章になると何がなんだかわからなくなっていって最後はお手上げになったり、最近授業が速く進むような感じがしていたら、今が軌道修正のチャンスかもしれません。覚えるのがおっくうになっていたら、まず お ん ど く します!とにかく一生懸命自分の声を自分に聴かせることから始めましょう。声が低いのーそれ自信がないからなんです!逆をいきましょう。はっきり、少しずつ速度をあげていけば、自然に自信がついてきて声も大きくなっているはずです。意味はあとからついてくる国語とおんなじだよ。あきらめない!

 

 

 

 

2018.7.11

教え子の結婚披露パーティーに招かれました そこで・・・。

小学校中学校と一緒だった友人(現在建設コンサルタント)に「息子をお願します。」と頼まれてお預りした二人の兄弟が入塾したのが今から十数年前。大切に育てられた御兄弟でしたがよく私のオヤジギャグに耐えてくれたと思います。もうだいぶ前に卒業されたわけですが、弟さんの方から「結婚披露宴に来てください。」とご招待を頂きました。

披露宴会場は私ども夫婦が18年前に塾の第一期生の結婚式で媒酌人を務めさせていただいた会場だったので、お茶のCMではないですが感動がダブルーWでした。

宴は楽しくもつつましく進められ時間のたつのが速く感じられたほどです。新郎新婦は現在 “歌の演奏活動と体育の指導”で活躍されてます。パーティーの演出も二人で企画していっぱい楽しませてもらいましたが誠実な人柄を感じさせてくれるものでした。

友人の親族以外面識のない方ばかりでしたが、私の隣には、有名な(直前に友人に教えられた)ジャズピアニストの方が座っていてちょっと緊張しました・・。

彼は新郎の父と永年のお付き合いで、忙しいライブスケジュールの合間を縫って駆けつけてくれました。本日のお祝いにということで弾いてくれたハービーハンコックの“ トラストミー”は本当に見事でした。(やっぱりプロってすごいものです)

私はその演奏の後で、昨年度中3塾生でピアノのコンテストで最優秀賞をいくつも取った卒業生男子の半端ないピアノの練習量とその密度について話してみました。(彼の在塾中はいつも爽やかにふつうにしていたので、中学生の彼がそれほどまで努力をしていたことは、卒業近くまでわからなかったのです・・・)

ピアニストの彼の大学生の娘さんもピアノをなさっているそうで、「安易に手に入れたものは失うのも早い。その生徒さんのことを娘に話してもっとしっかり練習するように言って聞かせます。」と高校生の彼にエールを送ってくれたように思えました。

プロの方からそう言ってもらって、ちょっといい気分になってしまいました。

                        2018.7.4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏期講習 中1~中3 高1 教育相談もお気軽に

中3        夏期講習 (小人数制:最大5名)

7月22日(日)~8月1日(水)  (7月26日、7月31日はお休み)

AM:9:00~14:00 / 一日4科目/主要5科目

受講料  中3   32,000円

個別指導希望の場合60分につき2,700円 科目の選択と回数は自由です。

【身につくようにするには単元をしぼって、丁寧に復習することが肝心です】

丁寧な復習を心がければ、必ずわかるようになってきます。


小学生 中1 中2 は個人講習のみ行います 

友達と一緒(3人まで)も受け付けます。

受講料 小学生1-4  60分につき1,800円 ×回数分

    小学生5-6  60分につき2,000円 ×回数分

    中学生1-2  60分につき2,500円 ×回数分

一回の指導時間は 60分/90分/120分のいずれかを設定できます。

 

詳しい内容は直接学習館大越までおいで下さい。

普段の本人の学習方法をお聞きした上で的確なアドバイスをさせていただきます。

夏期講習は、受講希望教科や受講回数にあわせて講習予定を作ります。

習熟度測定や志望校判定などの「模擬テスト」は当塾で受験できます。

☎ 022-252-5193  泉区南光台南3-32-3(教室兼自宅)

学習館大越

基礎=簡単 と思っていませんか?

前々回の続きになりますが、解きなおし勉強は成績不振の生徒さんに「せめてこの程度のことくらいはしないとね。」ということで行わせるものではないのです。まったく逆なのです。これから実力を伸ばしていく人や成績が上位の人ほど実行していることです。朝自習のプリントでさえ、答え合わせだけにとどめずに、掘り下げて考えていくことができるのも伸びる可能性をもった生徒たちです。

このような作業で培った力でハイレベル問題に取り組むことができるのです。事実、生徒自身の視界が開けてきたようになりおのずと質問が多くなってきました。入試問題の演習などの時もネバリが見られました。私どもも(生徒と共に勉強をしているのだ)という実感がますます深くなったことを覚えています。今もそうですけれど。

基礎力とは応用問題に取り組む力をいうのであって、簡単な問題をこなすことではありません。言葉のイメージとは裏腹に最重要という意味です。スポーツや芸道も上達すればするほど基本を強く意識するようになるのと同じです。

 

当時の南光台中学校で【塾調査】(通っている塾の名前を言いたくなければ言わなくてもいい)というのを実施したところ、短期間で成績が向上した生徒の中で学習館大越の生徒の割合が高かったためか、職員室で先生に、「そんなにちゃんとした塾に通っているのだからもっとがんばらなければね。」とほめられた生徒もいたようです。「俺、塾の名前を言っただけで何も内容話してないのに褒めてくれてうちの担任わけわかんねーよ。」と口ではそう言いながら顔はほころんでいました。(ちょっと自慢させてください。)

そしてある教師の方から保護者の方を通してですが「その塾の先生にお会いしたい。」というお言葉をいただいたことがあります。

その後、南光台中学校全体で『ミス勉強ノート』を提出させることになった、と、うかがいました。  (塾長)

6月20日(水)

高校一年の数学講座を開講しました。

高校総体もひと段落してそろそろ定期試験がやってきます。講座を開講するたびに感じることは、中学数学より一段どころか数段難しくなった高校数学を生徒たちはわからないまま通り過ぎていないかな、ということです。テスト直前にちょっとやってそこそこ点数の取れるレベルではないからです。

さいわい受講生は中学時代から真剣な取り組み方をしていた生徒さんだったので説明がよく通りました。

学習館大越では高校でなるべく困らないように小学生の算数から【計算過程を残すこと、ミスは消さないで正解をわきに書くこと、鉛筆ノートはたくさん使っても消しゴムは数年に一個分程度でいいです、などなど。】 ベースを作っておいて中学数学に備えるようにしております。

中学校ではじめに出てくる正負の計算でほとんどの生徒が戸惑うのは 「計算の+-と正負の記号の+-」の区別です。学校では主に2つの数の加減乗除を時間をかけてじっくり教えているせいか四則混合計算問題をさせると-の処理が不十分で不正解になる例が多いです。

いろいろな中学校の定期試験の中一数学の「正負の計算」の模範解答を見ていると答は正解になっているのはもちろんですが、計算過程の説明は習い始めの生徒を混乱させてしまうものもまれに見られます。学習館大越ではその説明を明確に行い計算力(テスト中に自分のミスをすぐに発見・補正できる力)をつけられるように授業を行っております。

6月13日(水)

間に少し別の話を

前回(5月30日)のお話にはもっと続きがあります【応用問題になじみやすくなった、自学自習の礎 を作ってあげたら学習館大越をますます活用してくれるようになった・・・】などをあとでお伝えします。

 

ここで少し勉強とは関係ない日常のある一場面のことをお話します。このまえの日曜日、晴れた朝の散歩は気持ちいいなぁと自宅から南光台東の方へ足をのばしててくてく歩いてみました。小学校の近くの公園で小鳥のさえずりを聴き植物を眺めながら歩くのが楽しみです。ヒワ、コゲラいるかな、忍冬(すいかずら)はそろそろかななどと・・・。  静かな時間を過ごして公園を出て道を歩いていると、道端でお年寄り二人が何やら立ち話をされていました。そばを通り過ぎる時に聞こえてきたのは、「私はね家の中で家族全部に嫌われているんです。だから絶対に長生きしてやるんだと思ってるんです。でないとことわざに申し訳ないですもの。」        (・・?ああ、もしかしてあれか 【憎まれっ子世に憚る】のこと?)それと同時に高校生の時に漢文で教わった〖無用の用〗(荘子)のこともよぎりました。散歩も学びか。

家に帰ってみると 、「学習館大越のブログを見ました。」と8年前の卒業生が遊びに来てくれていました。嬉しかった。        (6月6日)

 

 

新しい問題集を買い込むより、まず解きなおし

前回5月23日のブログからのまたまた続きです。

解きなおし勉強は、成績が下だから、勉強の習慣がついていないからするもので、もっと成績をあげるために新しい問題集や参考書を買い込んだりすることがよくあります。それは例えば屋根を修理する時に汚れやさびを落とさずにきれいな塗料を使って塗るようなことと同じでしょう。塾は学校で一回は授業を聴いているという前提で進めていくものであるので、(欠席や遅刻でその日は授業を受けられなかった場合は別として)やっぱり教科書は最後まで大切にしなければならないのですよね。学校の授業に集中できていますか?集中している。授業で言っていることは充分わかる。でも実力テストとなると偏差値が低い、ぱっとしないーそういう時にまず一番手っ取り早い方法は「振り返る少しの勇気を持つこと」です。原因がどこにあるのか一緒にさがしましょう。そのお手伝いはさせていただきます。これから成績を上げていく生徒さん。そして上位の成績を維持、またさらにランク上の志望校合格につなげたいと思っている生徒さんがまず手掛ける作業なのです。学習館大越では、成績を伸ばしてきた生徒が必ずやってきたことです。それを実行してきた生徒で伸びなかった生徒はいませんでした。

次回は少し気分を変えた話題にしてみたいと思います。

解きなおし勉強をしてみるとわかってくること

この前のお話の続きをしましょう。

これらを実行することによって全体像がなんとなくわかってきて、そこから疑問ー質問が出せるような素地ができてくると、塾でのたとえば入試関連のちょっと難しいかなという問題でも理解がついてくるようになるのです。最初は一度解いた問題や答案を見るのがつらいといった生徒達でも、ミスや疑問の原因がどこにあったのか一緒に考えたり、私たちの解説や説明を聴いたりしながら、わかってくるんですね。ー「ああ、こんなことだったのか」という理解や納得が次につながっていきますわかる喜びが自主学習の姿勢につながっていきます。その最初の一歩を踏み出してしまえば、乗り越えていくハードルを少しずつあげていけばいいのですから。

最初は低いハードルから。でも自分で決めた高さのハードルは自分の足で跳んでみるしかないのです。短期間で成績を上げる保証を声高に唱える塾もあります。実際当教室でも一学期間で5段階で3から5へ。また数学だけが恐怖症のお子さんでも卒業する直前のテストで満点をとったこともあります。学習館大越では入塾後、プラスの番狂わせ(下剋上、逆転)は珍しいことではありません。でもこれは単なる自慢話(ちょっとはあるかな・・)ではなくて、単に勉強のテクニックを教えてもやる気のきっかけにはならないということです。「子供が通うのが楽しいと言っている。」そうなればしめたものですね。

「中一のときには私よりもずっと成績が上であこがれの友達がいましたが、中三になったら、入れ替わってしまった。」という話を聞くことも嬉しいです。